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1975年の9月にエドガー・ウィンター・グループはジョニーさんのバンドと一緒にカリフォルニアを回りました.同じクルーを使っていたので通常は交代でツアーに出ていたそうですが,この時は合同演奏を行って翌年7月に『Together』がリリースされました.
ジョニーさんのライヴは『Captured Live!』として3月にリリースされましたが,EWGのライヴはいまだ公開されていません.約1か月後のロング・ビーチでの音源が見つかりましたのでご紹介します.
https://www.youtube.com/watch?v=MXc8eznY5Xk
ジョニーさんのライヴは『Captured Live!』として3月にリリースされましたが,EWGのライヴはいまだ公開されていません.約1か月後のロング・ビーチでの音源が見つかりましたのでご紹介します.
https://www.youtube.com/watch?v=MXc8eznY5Xk
「Guess I'll Go Away」は初めて見ましたが5台ものカメラを使っていたことが分かります.もっと見せて欲しいですね.ちなみにジョニーさんは前年の第1回にも7月5日に出演したそうで,こちらの映像はないのかな.音源は以下に.
https://www.youtube.com/watch?v=KuLyjEv9yEk
今回の映像は2年前に公開されていますが,その元になると思しき2時間21分半の映像がこの8月にYouTube公開されています.2010年に公開されたドキュメンタリーとありますが,テレビ映像だったのかな.撮影をした会社はフェスの直後に倒産してしまったという話ですが,フィルムはもっとある筈です.
https://www.youtube.com/watch?v=NNVrZg9VhVs
https://www.youtube.com/watch?v=KuLyjEv9yEk
今回の映像は2年前に公開されていますが,その元になると思しき2時間21分半の映像がこの8月にYouTube公開されています.2010年に公開されたドキュメンタリーとありますが,テレビ映像だったのかな.撮影をした会社はフェスの直後に倒産してしまったという話ですが,フィルムはもっとある筈です.
https://www.youtube.com/watch?v=NNVrZg9VhVs
待望久しかった「第2回アトランタ・インターナショナル・ポップ・フェスティヴァル」の映像がありました.1970年7月3日~5日に開催され,ジョニーさんは最終日に出演したとされています.ちなみにドラムスはエドさん.ランディーさんが抜けたため急遽代役となし,手がマメだらけになったそうです.7月中にボビー・コールドウェルさんのオーディションが行われました.
https://www.youtube.com/watch?v=tivmvtg2Nq4
これまで「Mean Mistreater」が1971年の3枚組LP『The First Great Rock Festivals of the Seventies』に収録されていましたがCD化はなされず,2014年になってようやく4枚組CD『True To The Blues: The Johnny Winter Story』に「Eyesight to the Blind」「Prodigal Son」「Mean Mistreater」の3曲が納められました.今回の映像では「Prodigal Son」と「Guess I'll Go Away」を見ることが出来ます.
https://www.youtube.com/watch?v=tivmvtg2Nq4
これまで「Mean Mistreater」が1971年の3枚組LP『The First Great Rock Festivals of the Seventies』に収録されていましたがCD化はなされず,2014年になってようやく4枚組CD『True To The Blues: The Johnny Winter Story』に「Eyesight to the Blind」「Prodigal Son」「Mean Mistreater」の3曲が納められました.今回の映像では「Prodigal Son」と「Guess I'll Go Away」を見ることが出来ます.
「あの年の夏はたまたまポップ・フェスティヴァルの当たり年で、週1回で約10万人を前に演奏することになったんだ」(アンクル・ジョン・ターナー,2004年のインタヴューから)とあるように,ジョニーさんトリオはデビューした1969年に少なくても18のロック・フェスに参加しました.
ウッドストックなどに対してはマイナーですが,7月25日~27日にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された「ミッドウェスト・ロックフェスティヴァル」の最終日に登場した際の音源がありました.
It’s My Own Fault https://www.youtube.com/watch?v=r3Jn4E3ho2w
Divin Duck https://www.youtube.com/watch?v=Rs32dYiyHmQ&ab_channel=RareRock
余談ですが「Divin Duck」の画面に貼ってある写真はおそらく『milwaukee journal sentinel』というサイトのページからで,当日のものと思われます.ジョニーさんは翌月のウッドストックで弾いたのと同じギブソンSGスタンダードを弾いています.
https://www.jsonline.com/picture-gallery/entertainment/music/2019/07/26/see-who-played-milwaukees-woodstock-midwest-rock-festival-july-1969/1838159001/
このギターの画像はレアで,今回初めてブリッジ部分がはっきりわかりました.ビグスビーがついていたんですね.ウッドストックではビグスビーは外され,トラピーズテイルピース(ブランコ型)になっていました.
ウッドストックなどに対してはマイナーですが,7月25日~27日にウィスコンシン州ミルウォーキーで開催された「ミッドウェスト・ロックフェスティヴァル」の最終日に登場した際の音源がありました.
It’s My Own Fault https://www.youtube.com/watch?v=r3Jn4E3ho2w
Divin Duck https://www.youtube.com/watch?v=Rs32dYiyHmQ&ab_channel=RareRock
余談ですが「Divin Duck」の画面に貼ってある写真はおそらく『milwaukee journal sentinel』というサイトのページからで,当日のものと思われます.ジョニーさんは翌月のウッドストックで弾いたのと同じギブソンSGスタンダードを弾いています.
https://www.jsonline.com/picture-gallery/entertainment/music/2019/07/26/see-who-played-milwaukees-woodstock-midwest-rock-festival-july-1969/1838159001/
このギターの画像はレアで,今回初めてブリッジ部分がはっきりわかりました.ビグスビーがついていたんですね.ウッドストックではビグスビーは外され,トラピーズテイルピース(ブランコ型)になっていました.
同フェスについての情報は少ないですが,Wikipediaによりますと正式名称はWoodstock Reunion 1979だったそうです.ニューヨーク州ロングアイランドにある競馬場で9月8日に開催されたそうです.これとは別にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで8月24日と25日に開催されたWoodstock '79というのもあるようで紛らわしいです.
ジョニーさん出演時の音源は以前紹介したキング・ビスケット・アワーで放送され,ブートのようですが CD化され,YouTubeでも聴くことが出来ます.以前キング・ビスケット・アワーを紹介した際には抜けていました.
ジョニーさん,エドさん,リックさんをまとめると次のようになります.けっこう出てましたね.
(1) Edgar Winter Group, 1973-0201-Santa Monica Civic Auditorium, Santa Monica, Ca.
(2) Johnny Winter, 1974-0331-Selland Arena, Fresno, CA
(3) Johnny Winter with Muddy Waters, 1977-0304- The Palladium, NYC, NY
(4) Johnny & Edgar Winter with B.B.King, 1978-0427- The Bottom Line, NYC. NY
(5) Johnny Winter, 1979-0908- Parr Meadows racetrack, Brookhaven, Long Island, New York.
(6) Rick Derringer, 1981-0913- Palladium, NYC, NY
ジョニーさん出演時の音源は以前紹介したキング・ビスケット・アワーで放送され,ブートのようですが CD化され,YouTubeでも聴くことが出来ます.以前キング・ビスケット・アワーを紹介した際には抜けていました.
ジョニーさん,エドさん,リックさんをまとめると次のようになります.けっこう出てましたね.
(1) Edgar Winter Group, 1973-0201-Santa Monica Civic Auditorium, Santa Monica, Ca.
(2) Johnny Winter, 1974-0331-Selland Arena, Fresno, CA
(3) Johnny Winter with Muddy Waters, 1977-0304- The Palladium, NYC, NY
(4) Johnny & Edgar Winter with B.B.King, 1978-0427- The Bottom Line, NYC. NY
(5) Johnny Winter, 1979-0908- Parr Meadows racetrack, Brookhaven, Long Island, New York.
(6) Rick Derringer, 1981-0913- Palladium, NYC, NY
夏と言えばロック・フェスですが,ジョニーさんとエドさんが出場したウッドストックは1969年だったのでもう55年前のことになります.年々生存者が減ってしまい寂しい限りです.1月には出演時22歳だったメラニーさんが亡くなってしまいました.最年少は20歳だったサンタナのドラマー,マイケル・シュリーヴさんだそうです.
1979年に10周年記念コンサートがあり.ジョニーさんも出演していて,まとまった音源がありましたのでご紹介しておきます.
https://www.youtube.com/playlist?list=PLf3ToZhZ4OoHWZ3XrfPE_svXDWstvFFtY
1979年に10周年記念コンサートがあり.ジョニーさんも出演していて,まとまった音源がありましたのでご紹介しておきます.
https://www.youtube.com/playlist?list=PLf3ToZhZ4OoHWZ3XrfPE_svXDWstvFFtY
久しぶりに『ギター・マガジン・レイドバック』の話題です.前回話題にしたのが2022年11月14日のVol.11だったので,実に1年半ぶりぐらいになります.
https://www.rittor-music.co.jp/magazine/detail/3124251001/
今回の巻頭特集は「トリオ・バンド最強説」で,番付の形で様々なバンドが紹介されています.東横綱はジミヘンEXP,西横綱はクリームといった具合.
ジョニーさんは,トミー・シャノンさんとジョン・ターナーさんとの初期のブルース・トリオが西前頭4枚目でした.前頭は17枚目まであります.今回の綴込み付録は年表ではなく番付表になっています.
確かにジョニーさんトリオと言えば最初の3枚のアルバムを制作したこのトリオになるのでしょうが,アンド期,『White, Hot & Blue』期を除き,ポール・ネルソンさんがサポート・ギタリストとして参加するまで基本的にトリオで活動していました.
取組もあり,「USA王道ブルース・ロック対決」ということで東4枚目のスティーヴィー・レイヴォーン&ダブル・トラブル」と並んで掲載されています.ちなみにダブル・トラブルのベースもシャノンさんですね.取組結果はありません.
そこで取り上げられている曲は『Still Alive And Well』冒頭の「Rock Me Baby」ですが,これはランディ・ホッブズ,リチャード・ヒューイとのトリオですね.
https://www.rittor-music.co.jp/magazine/detail/3124251001/
今回の巻頭特集は「トリオ・バンド最強説」で,番付の形で様々なバンドが紹介されています.東横綱はジミヘンEXP,西横綱はクリームといった具合.
ジョニーさんは,トミー・シャノンさんとジョン・ターナーさんとの初期のブルース・トリオが西前頭4枚目でした.前頭は17枚目まであります.今回の綴込み付録は年表ではなく番付表になっています.
確かにジョニーさんトリオと言えば最初の3枚のアルバムを制作したこのトリオになるのでしょうが,アンド期,『White, Hot & Blue』期を除き,ポール・ネルソンさんがサポート・ギタリストとして参加するまで基本的にトリオで活動していました.
取組もあり,「USA王道ブルース・ロック対決」ということで東4枚目のスティーヴィー・レイヴォーン&ダブル・トラブル」と並んで掲載されています.ちなみにダブル・トラブルのベースもシャノンさんですね.取組結果はありません.
そこで取り上げられている曲は『Still Alive And Well』冒頭の「Rock Me Baby」ですが,これはランディ・ホッブズ,リチャード・ヒューイとのトリオですね.
話は戻りますが,ジョニーさんは先のJunior Coleと同じJinレーベルから1963年にテキサス・ギター・スリム名義で「Crying In My Heart / Broke And Lonely」(Jin 45-174)をリリースしています.
「Crying In My Heart」には作者のクレジットがありませんが,明らかにギター・スリムの「The Things I Used To Do」の改作です.サックスの一人はエドさんかも.だとすればアルトかな.
「Broke And Lonely」はジョニー・ギター・ワトソンの曲で(ギター・ナントカつながり?),ジョニーさんはアリゲーターからの最後のアルバム『3rd Degree』で再演しています.
・Crying In My Heart https://www.youtube.com/watch?v=3rs14l_Q4gE
・Broke And Lonely https://www.youtube.com/watch?v=LjyYaxBIM08
「Crying In My Heart」には作者のクレジットがありませんが,明らかにギター・スリムの「The Things I Used To Do」の改作です.サックスの一人はエドさんかも.だとすればアルトかな.
「Broke And Lonely」はジョニー・ギター・ワトソンの曲で(ギター・ナントカつながり?),ジョニーさんはアリゲーターからの最後のアルバム『3rd Degree』で再演しています.
・Crying In My Heart https://www.youtube.com/watch?v=3rs14l_Q4gE
・Broke And Lonely https://www.youtube.com/watch?v=LjyYaxBIM08
早いものでジョニーさんが亡くなって10年が経ちました.命日は7月16日で場所はスイスのチューリッヒでしたが,最後のステージはパリ祭の14日にフランス中部のカオールというところで開催されたブルース・フェスでした.動画がありましたので貼っておきます.最後の日本公演は4月20日の六本木EXシアターでした.
https://www.youtube.com/watch?v=bzE-C-7kxWk
https://www.youtube.com/watch?v=bzE-C-7kxWk
ジョニーさんがコロンビアからのメジャー・デビュする前に,テキサスのローカル・レベールにかなりの数のレコーディングを行っていたことはよく知られていています.
その中にはジョニーさん名義ではなく,他人のバックをつけたものもかなりあると思いますが,詳細は明らかでありません.今回偶然にジュニア・コールという人のバックをジョニーさんバンドが務めた音源が見つかりました.ジョニーさん以外のメンバーは不明ですが,曲のクレジットはジョニーさんになっています.
ジュニア・コールはジョニーさんのインタヴューにも,エドさんのにも名前は出てきますが,黒人であったこと以外は分かりません.この「I Won’t Cry / Coming Home」はJinといいうレーベルの45-163というレコード番号です.ちなみにJ-7315というのは録音の順番を示す数字で,マトリクスと呼ばれています.リリースは1962年と推定されます.
・I Won’t Cry https://www.youtube.com/watch?v=w4ymLTAf7zc
・Coming Home https://www.youtube.com/watch?v=pnme9csvPL4
その中にはジョニーさん名義ではなく,他人のバックをつけたものもかなりあると思いますが,詳細は明らかでありません.今回偶然にジュニア・コールという人のバックをジョニーさんバンドが務めた音源が見つかりました.ジョニーさん以外のメンバーは不明ですが,曲のクレジットはジョニーさんになっています.
ジュニア・コールはジョニーさんのインタヴューにも,エドさんのにも名前は出てきますが,黒人であったこと以外は分かりません.この「I Won’t Cry / Coming Home」はJinといいうレーベルの45-163というレコード番号です.ちなみにJ-7315というのは録音の順番を示す数字で,マトリクスと呼ばれています.リリースは1962年と推定されます.
・I Won’t Cry https://www.youtube.com/watch?v=w4ymLTAf7zc
・Coming Home https://www.youtube.com/watch?v=pnme9csvPL4
こちらは2009年1月16日にエドさんがカリフォルニア州アナハイムで開催されたNAMMショー(楽器見本市)でデモ演奏したときのもの.「Dying To Live」のあとにたった一人で「Fly Away」を演奏する珍しいヴァージョンが見られます.抜粋ですがオフィシャルの映像でキーボードはコルグです.
https://www.youtube.com/watch?v=8BZj01qKG_0
こちらはスマホの映像でしょうか画質は劣りますが「Fly Away」全曲です.
https://www.youtube.com/watch?v=PtqH5EenJaA
https://www.youtube.com/watch?v=8BZj01qKG_0
こちらはスマホの映像でしょうか画質は劣りますが「Fly Away」全曲です.
https://www.youtube.com/watch?v=PtqH5EenJaA
エドさんがラトーヤ・ジャクソンの『Sizzling Spectacular Concert』にゲスト出演した時の映像です.「Fly Away」を演奏しています.この曲は『Edgar Winter’s White Trash』に収録され,リックさんとの初来日,1990年のMZA有明公演でも披露されていますが,女声を含むクワイアがついた例は他にはないと思われます.
https://www.youtube.com/watch?v=ikg_YAUfqPE
コンサートでは前後の2曲,「Be My Lover」と「Do The Salsa」でもサックスを披露しています.
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-FilljNpfLeNsWdQrcl-JoMTPB80I5zz
https://www.youtube.com/watch?v=ikg_YAUfqPE
コンサートでは前後の2曲,「Be My Lover」と「Do The Salsa」でもサックスを披露しています.
https://www.youtube.com/playlist?list=PL-FilljNpfLeNsWdQrcl-JoMTPB80I5zz