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 二人は「Memory Pain」はエドさんと仲が良いケニー・ウェイン・シェパード(Kenny Wayne Shepherd)にと考えていましたが,ウォーレン・ヘインズ(Warren Haynes)にリストを見せたらがやりたいので取っておいて欲しいということになり,彼がヴォ―カルとギター担当となりました.

 ちなみにこの曲はパーシー・メイフィールドがオリジナルで,ジョンリー・フッカー版は「It Serves You Right to Suffer」というタイトルで知られています.ジョニーさん版の歌詞の順番はジョン・リー版に近く,ヘインズもジョニーさんのヴァージョンによっています.

[追記]『Memphis '69: The 1969 Memphis Country Blues Festival』という映像でジョニーさんがこの曲を演奏するシーンが公開されました.

 https://www.youtube.com/watch?v=aVhyv-S3R0g&t=3396s

 他方,ケニー・ウェイン・シェパードは「Highway 61 Revisited」のギターを担当することになり,更に「Still Alive and Well」でもソロを弾いています.「Still Alive and Well」のリズム・ギターはフィル・X (Phil X)(画像)で,彼はホーガスつながりのようです.

 何でも歌えて弾ける人間ギター・カラオケのフィル・Xは他に「Johnny B. Goode」「Rock 'N' Roll Hoochie Koo」「Jumping Jack Flash」にも参加し,「Jumping Jack Flash」ではギターソロも披露しています.
2022/07/09(土) 10:26 No.19 EDIT DEL
 『Brother Johnny』はエドさんとロス・ホガース(Ross Hogarth)の共同プロデュースで,ホガースはエンジニアも務めています.二人が出会ったのは2008年だったとのことで,同年リリースされたエドさんの前スタジオ作『Rebel Road』にホーガスはパーカッションとミックスでクレジットされています.

 プロジェクトが開始されたのは2018年の夏で,二人で選曲と人選を進めたそうです.選曲はジョニーさんが好きだったストレートなブルースとエドさん好みの曲とでバランスを取ったそうで,人選はジョニーさんとの共演があった人,エドさんとあった人,そしてホーガスの関係からでした.

 まず2019年の前半に,2010年の第10期以来今回も含めて何度かリンゴのオールスター・バンドで一緒になったドラマーのグレッグ・ビゾネット(Gregg Bissonette)が,ハリウッドのキャピトル・レコードのスタジオBで,エドさんが自宅スタジオで録音したヴォーカルやピアノに自分のパートを加えたそうです.ビゾネットはリンゴが叩いた「Stranger」以外のすべてのドラムを担当しています.

 テイラー・ホーキンス(Taylor Hawkin)(画像)はホーガス関係からの参加で,本来はドラマーですが「Guess I'll Go Away」では何とリード・ヴォーカルをとっています.しかし,残念なことにリリースを待たず3月25日に急逝してしまいました.

https://www.mixonline.com/recording/music-production/edgar-winter-honors-brother-johnny-part-1
2022/07/01(金) 01:00 No.18 EDIT DEL
 7月8日に発売予定[8月5日に延期-6月29日追記,9月23日に延期-7月26日追記]の『Brother Johnny』のアナログ盤ですが,添付画像のような二人の顔が重なっているジャケット画像が時折見受けられます.

 エドさんのフェイスブックを見たらこのようなものだと分かりました.ちょうど目のところで合わせてあって切替に違和感もなくとてもよくできていると思います.

 https://www.facebook.com/watch/?v=747743019909209

 レンチキュラーという名前は今回初めて知りましたが,上下あるいは左右に傾けると2種類の画像が切り替わるもの,動かさずに立てておくと立体的に見えるものがあるのは知っていました.

 立体的のほうは1960年代の初頭に森永ディズニーキャラメルのおまけで小さなプラスチックの額に入った「トビダシ写真」というのがありました.人形や戦車の写真などの他に,力道山,長嶋茂雄,弘田三枝子,隠密剣士(大瀬康一),谷啓のブロマイドなどもありました.

 ローリング・ストーンズは1967年のアルバム『サタニック・マジェスティーズ』のスリーヴに採用しましたが,日本では輸入盤に帯をつけて限定で発売されました.中身はCDでしたが50周年記念盤で復刻(今では3Dと呼ぶ)されました.

 https://pbs.twimg.com/media/DQg05iXUIAAogYU?format=jpg&name=4096x4096

 ストーンズは「トビダシ写真」,エドさんとジョニーさんは切り替わるタイプ(呼び方を知っている方がは教えてください)という違いがありますが,なんといってもストーンズがジャケの中心部にシングル盤スリーヴほどの大きさのものが貼られているのに対し,『Brother Johnny』アナログ盤はフルサイズだという違いがあります.

 フルサイズのレンチキュラーのスリーヴは記憶にありませんが.他にもあったでしょうか?

 [追記]

  森永ディズニーキャラメルは1962年にディズニー・キャラクターの切替式の丸い「動くバッジ」をオマケにつけていたそうです.ただしGIFファイルのようなものではなく,異なるキャラクターが切り替わるものだったようです.またフルサイズのレンチキュラー・スリーヴは検索でいくつか出て来ましたが,有名なものはないようです.

 中身はLPではありませんが,ビートルズの『Sgt. Pepper's』の50周年記念盤のLPサイズのボックスの表は「トビダシ写真」でした.ただし縁がついているのでサイズはやや小さいようです.
2022/06/23(木) 11:22 No.17 EDIT DEL

Edgar Winter Message 

ム`川わにじ res
 昨日付フェイスブックのエドさんのメッセージです(6月14日).隔離生活5日間は12日に終了し,ルークさんともども「軽微な症状」だったそうです.

 「And I’ll be better, I’ll be better, Doc, as soon as I am able」,’Rocky Raccoon’ in: ”The Beatles (White Album)".

 隔離先はホテルで,引出にはギデオン聖書,だったのかな.

 https://www.facebook.com/officialedgarwinter
2022/06/15(水) 05:38 No.16 EDIT DEL

エドさん休場 

ム`川わにじ res
 3週目に入ったリンゴのオールスター・バンドのツアーですが,エドさんが6月7日から休場していて,「何があったんだ」の声があがっていました.

 6月8日:ビーコン・シアター三連荘楽日の模様

 https://www.youtube.com/watch?v=_CiwISECYIs

 実は中日7日にエドさんが新型コロナに感染していたことがアナウンスされ,エドさんの3曲を抜いたセットでツアーは継続されることになりましたが,今日になってスティーヴ・ルカサーの感染も判明したため6月に予定されていた残り12のコンサートは9月に延期されることになったようです.

 https://www.facebook.com/officialedgarwinter
2022/06/12(日) 08:31 No.15 EDIT DEL

Roland PCR-M80-3 

ム`川わにじ  res
 エドさんの使用機材については次のようなまとめサイトがあります.

 https://equipboard.com/pros/edgar-winter

 ローランドPCR-M80がない代わりにPCR-500が掲載されていますが,前者は2005年,後者は2006年の発売なので,混同されているのかもしれません.

 Octave Plateau Voyetra 8はリックさんと来日した1990年1月のMZA有明公演で使用されていました.

 https://www.youtube.com/watch?v=_Q7nbj_LYEI

 コルグの M3-88 と Triton-61 はいずれも置いて演奏するキーボードのようです(画像はTriton-61).

 M3-88のデモ演奏 ttps://www.youtube.com/watch?v=LDxzovRbwCg
2022/06/12(日) 08:03 No.14 EDIT DEL

Roland PCR-M80-2 

ム`川わにじ res
 今回のライヴ映像を見るとストラップの左側に2つのケースが取り付けられているが見え,一つは電源でもう一つはワイヤレス装置のようです.ローランドも2020年にワイヤレスMIDIアダプターを発売していますが,エドさんはリックさんと参加した2010年のオールスター・バンドですでにワイヤレスを使用していました.メーカー等の詳細は不明です.

 https://www.youtube.com/watch?v=Icxgs3I0cJg

 「PCR-M80」の特筆すべき点はその重量で,なんと本体重量は3.7キロ.20キロはあったのではないかとされる「ARP 2600」のキーボードとは雲泥の差です.電源パックやワイヤレス装置を加えてもレスポール・ギターぐらいの重さでしょう.すでに製造終了品なのに使い続けている理由はそのあたりにあるのかもしれません

 5月31日に紹介した,ルカサーと2000年7月に参加したThe Northsea Jazz FestivalやPorri Jazz Festival,そしおそらくその半年前の二人での来日時に使用したのはローランドの「JP-8000」というアナログ・シンセ(画像)で,こちらは8キロあったそうです.DVD化された2003年のギャラクシーでも使用しています(5月15日の最後のリンク参照).
2022/06/12(日) 05:10 No.13 EDIT DEL

Roland PCR-M80 

ム`川わにじ res
 エドさんの「フランケンシュタイン」と言えば首下げキーボードです.当初はアープ社の「ARP 2600」だったことは前板(2020年4月22日)で紹介しましたが,現在はどんなキーボードを使っているのか気になったので調べてみました.

 日本のローランド社の「PCR-M80」というMIDIキーボード・コントローラー(画像)だと分かりました.「ARP 2600」は本体とキーボードでセットのシンセでしたが,「PCR-M80」は音源等の本体はMIDI音源モジュールやパソコンを使用するようです.

 エドさんは初めてリンゴのオールスター・バンドに参加した2006年にはこの「PCR-M80」を使用していましたが,当時はケーブルで接続されていました.9Vの電源ケーブルとMIDIあるいはUSBケーブルが必要らしいです.
2022/06/09(木) 22:30 No.12 EDIT DEL
 そしてお約束の...

 https://www.youtube.com/watch?v=oMivmE4Y_lI

 こちらはリハーサルです.

 https://www.youtube.com/watch?v=KE8Ag4ljYuY
2022/06/02(木) 01:07 No.11 EDIT DEL
 映像がありました.

 https://www.youtube.com/watch?v=p3zxDSoSWP0

 実はエドさんとルカサーが共演した 2000年7月14日の The Northsea Jazz Festival(オランダ,ハーグ)でもロックン・ロール・メドレーのなかで取り上げられていました.DVD化もされています.

 https://www.youtube.com/watch?v=jhtZke3ZJwM

 https://www.youtube.com/watch?v=3r8fydIhwUo

 二人は同年7月20日の Pori Jazz Festival(フィンランド)にも参加していて,その模様はYouTubeで見ることができます.

 https://www.youtube.com/watch?v=C4oyKB9Dh9s
2022/05/31(火) 21:20 No.10 EDIT DEL
 おそらくこれも同じく5月27日の映像だと思われます.

 https://www.youtube.com/watch?v=PRW23MsAL1g

 「Octopus's Garden」はリンゴの自作代表曲ですが,オールスタ・バンドではあまり取り上げられてこなかったので貼っておきます.

 https://www.youtube.com/watch?v=IP0IMKXHMYs

 [追記] 実は初だったそうです.セットリストを見ると「Frankenstein」の次に演奏されていますね.エドさんは他に「Johnny B. Goode」もやっています.ジョニーさんへのトリビュートですね.

 https://amass.jp/157962/
2022/05/31(火) 18:37 No.9 EDIT DEL
 いよいよ始まりました.初日の模様です.

 https://www.youtube.com/watch?v=NQ6P7IGz9ps

 余談ですが,グレッグ・ローリーとスティーヴ・ルカサーがあまりに似ているので思わず作ってしまいました.二人はちょうど10歳違いです.

 https://sokkuri.net/alike/%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%83%83%E3%82%B0%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%82%B5%E3%83%BC

 今回のツアーにはグレッグさんは参加していません.右上画像は幻となってしまった2020-21年のツアーのためのものです.
2022/05/29(日) 13:15 No.8 EDIT DEL